用語・知識集
知っておくと役立つリフォーム用語、リフォームの知識をご紹介しています。
部位
●外構とエクステリアの違い
外構とエクステリアはほぼ同じ内容と考えて良いです。
違いは、言葉が使われた順序で、以前は外構とという言葉のみが使われており、エクステリアという言葉は使われていませんでした。
外構が何を示すかといいますと、戸建てでもマンションでも、その建物の外側にある構造物、例えば、門、車庫、カーポート(柱と屋根のみの簡易な車置き場のこと)、塀や柵、アプローチ(門から玄関まで続く道のこと)、テラス、庭木、物置など、さらに、それらの構造物全体も示していました。
外構工事と言えば、それらを対象としたもので、防犯や目隠しといった機能性とコストを重視した工事を指します。
それが時代が経つにつれて、デザイン面も重視するようになり、機能性だけでなく装飾性も取り入れたものをエクステリアと呼ぶようになりました。
従って、エクステリア工事といえば、建物の外の構造物を含めた空間全体を、魅せるように施工することといえます。
工事
●増築
建物の延べ床面積を増やすことです。同じフロアの面積を増やすことだけでなく、平屋を2階建てにする場合も増築といいます。
●減築
増築の反対で建物の延べ床面積を減らすことです。同じように、2階を1階にすることも減築といいます。
●改築(=間取り変更)
床面積を変えずに、間取りの変更を伴う工事のことをいいます。
例えば、隣り合った6畳の部屋を3畳と9畳の部屋にするとか、壁をなくして12畳にする工事は改築に当たります。
●改装
床面積も間取りも変えずに行う工事のことです。
クロスの張替え、畳からフローリングへの張替え、キッチンの交換などは改装になります。
●リフォームとリノベーションの違い
リフォームとは、老朽化した設備や内装を新しくしたり、壊れた個所を修復するなど、「原状回復」の意味合いが強い工事を指します。
一方、リノベーションは、修復だけでなく、それにより性能や価値を高めてより便利にすることを指すようです。例えば、元に戻すだけでなく、耐震性や耐久性をアップさせたり、間取り変更をしたり、給排水設備を更新するといった工事です。
※但し明確な定義はなく、同じ意味で用いられることもあります。
制度
●定価制リフォーム
●リフォームで利用できるローン
●前払い金について
リフォーム費用の支払い時期に関しては、法律での定めはありませんので、発注者とリフォーム会社の間で話し合うことになります。
どれくらい支払うのが妥当かは一丸には言えませんが、支払う場合は、10~30%程度になるケースが多いようです。ですので、全額前払いは論外、50%でも高いと思われます。
また、工事が100万円以下など小規模の場合は全額後払い、大規模になるほど前払い金が発生する傾向があると言えます。
支払い時期は「工事請負契約書」の「支払い方法」に記載されることが多いので、契約前に確認しておいてください。
リフォーム比較ナビで匿名相談の際に、聞いておくのも良いかと存じます。
●加盟団体
リフォーム業界に限りませんが、加盟団体とは、主に業界の発展や健全化のためにつくられる組織です。
そのような団体に加盟していることで、発起人の掲げた趣旨に賛同していることとなり、その会社の姿勢・信念がわかると言えます。
また、それぞれ加盟基準がありますので、審査を通過して加盟していることが一定の水準を満たしている信頼の証になるというわけです。
但し、第三者機関が関与しているわけではないので、お互いの利益が一致すれば審査がしっかり行われないこともあるので注意が必要です。
実際、調べてみるとその基準を満たしていないこともあり、ご自身でチェックすることが大切と言えるでしょう。