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定価制リフォーム
定価制リフォームとは、費用が「坪(㎡)あたりの単価×面積」で決定されるリフォームです。
一般的なリフォームでは、お客様の要望を色々と聞きながら
「では、ここはこのようにするので〇〇円となります。」
「そちらをご希望であれば、~~ですので××円になります。」
など、箇所毎に料金を決定、加算していき、最後に合計金額が出されますよね。
それに対して、定価制では、リフォームする面積が決まっていれば、その面積に単価を掛けるだけでリフォーム費用を算出できます。
例えば、坪単価15万円で、50㎡分リフォームする場合は、費用が750万円となります。
内容はパッケージ販売なので、決められたプランの中から選ぶ形となります。
まず、ご自身の希望する設備や工事がそのプランの中にあるかを確認して、それをクリアしたら、使われている設備や建材のメーカー、グレード、種類、デザインなどを比較して選びます。
大抵はオプションが設定されており、より質の高い設備はそこに含まれるので、合計費用は
「坪(㎡)あたりの単価×面積」+(追加する場合は)「オプション費用」
となります。
メリットとしては費用が明確でわかりやすい。そして、打ち合わせの回数も一般のリフォームが何度も何度も行うのに対し、少ない回数で済むところです。
デメリットとしては、おおざっぱなので無駄な部分ができやすく料金が割高になることでしょう。
定価制を実施しているリフォーム会社は大手が多いこともあり、瑕疵責任の明確さを重視する方が多く利用している傾向にあるといえます。