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ブロック塀の塗装・補修リフォーム

ブロック塀は住居の外観や防犯において大事な部分です。
この敷地の囲いの部分に関しては、フェンスとどちらにするか迷うところですが、時代を感じるブロック塀を好む方もいるでしょう。

そんなブロック塀のメリットやデメリット、リフォーム・補修の仕方、費用について説明いたします。

●ブロック塀とは

一般的な住宅において、コンクリートブロックを積み上げ、モルタルで充填しながら造られる塀のことです。コンクリートブロックの中には穴が空いており、強度を増すために、その穴に定められた間隔で鉄筋を通したつくりとなっています。

●メリット・デメリット

ブロック塀の良い点と言えば、外からの視線を防げることですね。プライバシーがしっかり守られますので、視線が気になる方にはおすすめです。

デザインに関しては、ほぼグレーのみと思っている方もいるかもしれませんが、最近では「化粧ブロック」という様々な色や模様を施してあるコンクリートブロックもあるので、多様な選択ができます。
風通しはフェンスに比べたら悪くなりますが、スリットを空けることである程度は解消できます。

耐久性は高く、質の良いブロック塀で、しっかりメンテナンスを行えば30年は持つと言われていますので、手間や費用はあまりかかりません。

デメリットとしては、人によりけりではありますが、やや圧迫感を感じてしまうことです。
敷地が狭い場合は特に強く感じてしまうかもしれません。

また、重量・体積があるので、大きな地震があった時に危険性は高くなると言えます。危険にさらされないよう、劣化具合を見極めて、補修を行うようにしてください。

●リフォームのタイミング

ブロック塀は外構・エクステリアの中でも大事な部分ですので、劣化の兆候を見つけたらなるべく早く補修してもらいましょう。危険かどうかの判断ポイントは、以下の3つとなります。

「錆汁(さびじる)」は状態がよくわからない方も多いと思いますが、読み方のとおり、鉄が錆びて出てくる汁のことです。
ブロック塀を造る際に使われるモルタルは時間の経過とともに中性化し、中性化したモルタルは鉄を錆びやすくするので、中の鉄筋が錆びて細くなっていきます。

鉄筋が細くなると当然強度が低くなるので、錆汁の出ているブロック塀は崩壊の可能性が高いということになります。
非常に危険な状態ですので、もし錆汁の出ているブロック塀を見かけたら、決して近づかず、早急に対処してもらってください。

●作業内容と費用

リフォーム業者にブロック塀の補修を依頼した場合は、大抵以下の作業が行われます。

※ジョリパッドとは

ジョリパッドとはアイカ工業が製造・販売している塗装剤で、一般の塗装材の100倍の厚みがあり、耐久性に優れていることから非常に人気があります。
色褪せしにくい、ひび割れが起きづらい、汚れにくいなどのメリットがあり、一度ジョリパッドで補修すれば、以降のメンテナンスの回数が少なく、さらにそのメンテナンス作業も簡単です。
通常の塗装よりは費用が高くなりますが、長い目で見た場合はジョリパッドの方がお得かもしれません。
また、カラーバリエーションが豊富、さらに、ローラー・コテ・刷毛を使って形がつくれるので、デザイン性にも優れています。

以上がリフォームの大まかな手順となりますが、ブロック塀の劣化がひどい場合は解体して新設する必要があり、その場合はまた費用も違ってきます。

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