完成・引渡し・工事後
工事完了後も注意しなくてはいけない点が数多くあります。
最後まで気を抜かずに進めていきましょう。
●竣工検査
リフォームが完成したら、竣工(しゅんこう)検査に立ち会うことになります。
竣工検査とは、業者と一緒に仕上がりをチェックする検査で、次のような確認を行います。
- ・ドアや窓はスムーズに開け閉めできるか
- ・新しくした設備はスイッチを入れることでちゃんと作動するか
- ・壁や天井のクロスはしっかり貼られているか。亀裂やたるみはないか
- ・キッチンや浴室では水がちゃんと流れるか
- ・その他内装や設備に傷はないか
ご自身で実際に触ってよく確認するようにしてください。
見落としがないよう、なるべく多い人数、家族全員でチェックするのが望ましいと言えます。
不具合を発見したら、代金を支払う前に手直しの工事を要求しましょう。
不具合に気づかないまま住み始めてしまい、その後で不具合を発見した場合、それが工事によるものでなく、生活のうえで発生したものとされてしまう可能性もあるので、注意してください。
気づいていた場合で、どうしても手直しの工事の前に引き渡しを行わなくてはいけない場合は、書面でそれが工事の不具合であることを記録しておきましょう。
●引渡し
竣工検査を終えると、それを終えたことの証明となる「完了確認書」を取り交わすケースもあります。
ですので、しっかりチェックを終えてから署名、捺印をしてください。
瑕疵保険に入っている場合は完了検査後に「保険証券」を受け取り、リフォーム会社にアフターサービスがついている場合は「保証書」が発行されることもあるので、それを受け取ります。瑕疵保険とアフターサービスの違い
●代金の支払い
以上のことを済ませたら、代金を支払ってリフォームは完了となります。
新たな我が家で快適な生活を過ごしましょう!