見積を依頼する
会社が絞り込めたら、相見積もりをとりましょう。
相見積もりとは、複数の業者から希望のリフォームプランに対する見積書を提出してもらい、
内容や金額を比較することです。
●相見積もりのポイント
相見積もりのポイントは、まず同じ条件で出すこと。違う条件で出したら意味がありません。
そして、リフォームの内容はなるべく詳しく伝えることが大事です。
図面があればより精度の高い見積もりが期待できますので、持っている方はコピーして用意しておきましょう。
相見積もりを行っていることについては、各リフォーム会社に伝えてもよいです。
但し、「別の会社は〇〇円だったからもっと安くしてほしい」などと要求するのはマナー違反なのでやめましょう。
見積をしてくれた会社にも迷惑がかかりますし、要求した会社から見積を断られる可能性もあり、そうなっても仕方のないことですよね。
何社に相見積もりをとればよいか、わからない方もいるかと思いますが、2~5社に絞るのがおすすめです。 多すぎると時間がかかってしまいますし、比較検討が煩雑になってしまうことも懸念されるためです。
●見積の結果について
見積の結果に関しては、金額の多寡だけをチェックしてはいけません。
工事内容や使っている部材が異なれば当然値段も変わってくるので、そこも踏まえて検討してください。
わからないことがあれば、納得するまで聞くようにしましょう。
また、見積書には「詳細見積」と「一式見積」があります。
詳細見積は、設備機器や部材のメーカー名、品番、数量、価格、工法、施工範囲などが
詳しく書かれているもので、一式見積もりは「一式〇〇円」とほぼ総額のみが書かれたものです。
一式見積を出す会社は中身がよくわからないことをいいことに、追加工事を要求してくることがあり、トラブルに発展するケースも見られます。
提示された見積もりが一式見積もりであれば、詳細見積を提出させるようにしてください。
同時に、その会社は見直しの必要があるかもしれません。