HOME > リフォームの箇所別ポイント > ウッドデッキのリフォーム

ウッドデッキのリフォーム

ウッドデッキとは、庭に設けられた木製の床で、リビングと連続したつくりになっているものです。
庭に設置して、穏やかな日差しの中でお茶をしたり、バーベキューで盛り上がったり、小さなお子さんやペットと遊んだり、そんな生活には憧れてしまいますよね。

ここでは、ウッドデッキについての基礎知識、リフォームをする際のポイントをご説明します。

ウッドデッキの素材

ウッドデッキの素材は大きく、天然木と樹脂木(人口木)に分かれます。天然木はさらにハードウッドとソフトウッドに大別でき、「ハードウッド」「ソフトウッド」「樹脂木」の3つの中から選択することになるでしょう。

ざっくり説明しますと、天然木のメリットは木の風合いを感じられるところ、夏は熱くなりにくい、加工が容易(ソフトウッド)。デメリットは耐久性が低い(ソフトウッド)、シロアリに弱い、価格がお手頃(ソフトウッド)。
樹脂木のメリットは耐久性が高い、シロアリに強い。デメリットは夏に表面が高温になる、価格が高い、といったところです。

では、それぞれの特徴をご説明します。

●ハードウッド

ハードウッド天然木ですが、先ほど説明したデメリットを大部分解消できる密度の高い木材のことです。
繊維がぎっしりつまっており、ソフトウッドに比べて耐久性・耐虫性に優れており、メンテナンスの回数も断然少なくなっています。

デメリットとしては、価格がやや高い、加工がしずらいこと。
ただ、価格の高さに関しては、長年の使用を考えるとデメリットとは言えないかもしれません。
ソフトウッドは数年で寿命がくるのに対し、ハードウッドは種類にもよりますが、20年以上持つものが多いです。ですので、トータルで計算するとハードウッドの方が安くなる場合もあります。

●ソフトウッド

ソフトウッドは定期的なメンテナンスが必要になります。
1年に1度程度は防虫、防腐対策として塗料を塗る、また、怪我をしないよう、ひび割れやササクレがあったらすぐに対処する必要もあります。

他にも、ウッドデッキの上に植木鉢を置いてガーデニングをしていると、底が湿って腐りやすくなるので注意する。砂ぼこりを放置しておくとひび割れや腐食を起こしやすくなるので、ほうきで掃く必要もあります。

ハードウッドはこれらのメンテナンスがあまり必要ありません。
シロアリに関しても、ハードウッドの方が防虫効果は高いのですが、ハードウッドも天然木でなので、全く発生しないことはないのでご注意を。

●樹脂木(人口木)

樹脂木とは、木分とプラスチックを混ぜ合わせてつくった合成木材のことです。

メリットはなんといっても耐久性に優れていること。天然木と違って環境に左右されないので、形が変わることがなく、ひび割れやササクレができることはほぼありませんし、腐食、シロアリの心配も不要です。それゆえメンテナンスが楽、施工性も高くなっています。

他にも、加工品であるため、豊富なカラーバリエーションの中から好きな色を選べるメリットもあります。

デメリットとしては先述しましたが、夏の日差しなどで表面が高温になってしまうこと。(※色による違いも影響します。)
また、防水性が高いので、水分をあまり吸収せず、表面に水が残ってしまいます。その状態だと当然滑りやすくなりますのでご注意ください。
価格は高いと言われいますが、最近はかなり安くなっているようです。

業者に頼むかDIYか

DIYでウッドデッキを設置することも可能ですが、その場合は適格な知識とある程度の経験が必要になると思われます。経験のない方が自分で行うとなると、完成度や耐久性に問題がでてくるでしょうし、事故の危険性もぬぐえません。

費用は安く抑えられますが、その兼ね合いを考えて判断してください。

ウッドデッキリフォームの費用

ウッドデッキは各住宅の形状に合わせて設置することになる。つまり、パーツ交換とは違うオーダーメイドに近い工事となるので、やや費用は高くなると言えます。

ご自身の希望を業者などに相談して聞いてみてください。

ウッドデッキリフォームを業者に依頼する場合は、必ず相見積もりをとりましょう。
1社にのみ相談すると、他の会社と比べて価格が高いのか安いのか、わかりませんよね。

リフォーム比較ナビでは、ウッドデッキリフォームの実績豊富な加盟店が多数参加しており、その厳選された加盟店の中から、優良なリフォーム会社を最大8社ご紹介いたします。
ご利用は完全無料ですので、ぜひ当サイトの一括見積をご利用ください。