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瑕疵保険とアフターサービスの違い

瑕疵保険とアフターサービスの違いについてご説明します。
何かあったときのために理解しておきましょう。

瑕疵保険は法律で定められた責任「法定責任」となるため、瑕疵があった場合は(保険会社からリフォーム会社に)確実にお金が支払われます。
詳しく言いますと「住宅瑕疵担保履行法」に基づいたもので、その修理をする条件や有効期限も法律で決まっているので安心できるわけです。
※瑕疵保険に関してはこちらをご覧ください。

一方、アフターサービスは法律上の裏付けがない「約定責任」となります。
修理条件や内容、有効期限もリフォーム会社が独自に定めたもので、仮にそれに反したとしても法律違反にはなりません。
ほとんどの会社がしっかりケアしてくれるでしょうが、中には、不具合の補修を頼んでも法律上の裏付けがないことから強気になり、なんだかんだと理由をつけて何もしない業者も存在します。

●完了検査と竣工検査の違い

工事完了後に行う「竣工検査」と「完了検査」ですが、これらは全くの別物となります。

「竣工検査」はこちらでも説明していますが、ドアがスムーズに開け閉めできるか、照明がきちんとつくか、水道から水は出るかなど、"快適に過ごせるかどうか"をチェックするための検査となります。
立ち合いは発注者とリフォーム会社の担当者で、専門家は必要とされません。

「完了検査」は、リフォーム瑕疵保険に加入している場合にのみ行われる検査で、"建築基準として問題がないか"をチェックするものです。
こちらは建築士などプロにより検査が行われ、問題があればリフォーム会社に修繕が命じられます。